いろいろと

見てるわけですが。


とりあえず土曜日は劇工舎プリズムのチカブを見ました。
なんというか作演の人の世界の見方というかノリがすごく好きで楽しめました。
秀逸な突っ込み台詞とかがいくつかあったはずなんだけどなぜか思い出せないです。ショック。


そして今週末のマーキュリーの劇が楽しみですね。伊藤マロも楽しみです。
あとはフォイヤーベルクの定期演奏会に行きたいなぁと。シューマンの4番は受験勉強しているときによく聴いていた曲で結構好きですし。あとの2曲は知らないのですが・・・。


ぁ、そんで月曜日は例のキモイ音楽のゼミにて


コンピュータとダンスによる即興:
渋谷慶一郎(ATAK)+トチアキタイヨウ(山海塾)

公開トーク
渋谷慶一郎(音楽家)+トチアキタイヨウ(舞踏家)+池上高志(複雑系研究者)


って感じなのがあったんですけどね。
なんというかどうしても音楽よりも舞踏に集中してしまったのですが、いやでもそれも音楽ありきなのかなぁと思ってみたり。ダンス、舞踏に対しては今まで興味がありつつも実際を観ることはなかったので非常に興味深かったです。
しかし音楽がいわゆるなんというか普通の音楽じゃないんですが、まぁそれを自然に受け入れてる自分がいたりして、あぁこのゼミを取って変わったといえばそういうキャパシティが変わったかなぁと思っていたりします。
初めて観た舞踏でしたが、音楽がそういう感じなので、うまくは言葉にできないですが、身体の不自由性だとか、なんて身体は重力にとらわれているんだ!とかそういう印象を受けました。
トークのときに初の質問をしようと意気込んだのですが、なんと池上先生も同じような印象を少し持ったようでそのような話題になり、敢え無く初質問はする必要がなくなってしまいましたとさ・・・
チアキタイヨウさんは、身体性が拡張されたりすればそれはそれで面白いだろうが云々という感じでした。うーん舞踏って難しい。


という風に思った後に今日の演劇論は主にダンス、舞踏が取り入れられた演劇についてやりました。
ピナ・バウシュの「カフェ・ミューラー」が衝撃的でした。
クラシカルな部分に根ざすというかその重みを受け止めているからでしょうか、自分には入っていきやすく、かつ人生2度目の舞踏にして初めて泣きそうになるようなシーンに出会えたことは素直にうれしかったような。


劇、劇的とは何か、儀式、儀式的とは何か、音楽、音楽的とは何か、舞踏、舞踏的とは何か


何かをわけて考えることはなかなかしづらいというか、それらのどこが自分をひきつけるのかを知りたい。


今日はいつになく感想的なレビューですね。実に不誠実ですがお許しください。
あいまいな表現が多いのは、一見パリっとした表現ほど素人の自分が使うと誤謬の多い表現となるからです。


あとは美術かなぁ・・・。どっから入っていけばいいやら。