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Gtr Coll: Renaissance, Baroque & Classical Guitars
- アーティスト: Nigel North
- 出版社/メーカー: Amon Ra
- 発売日: 1994/03/25
- メディア: CD
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ギタラの先生が貸してくれたCD。
かなーり渋いルネッサンスくらいのギター曲からロマン派くらいまでの幅広い曲が入ってます。
曲が作られた当時のギター(もしくはその復刻?)で演奏してるこだわり的CDです。
渋い昔のあたりはなんともいえないです・・・知識もないし。
ただGaspar Sanzの曲が完全に聞き覚えあるなと思ったら
ロドリーゴのギター協奏曲「ある貴紳のための幻想曲(Fantasia para un Gentilhombre)」の4楽章の冒頭がまったく同じでした。
いままで貴紳はセゴビアのことをさすって言う説明しか知らなかったんですが、
何でも調べてみると、
“para un Gentilhombre”というスペイン語は掛詞になっており、「ある紳士のための」とも、また「ある貴人による」とも訳せ、前者の意味ではセゴビアを、後者の意味ではサンスのことを指している。すなわちこの作品は、サンスの主題に基づきセゴビアのために作曲されているのである。
ってwikipediaにありました。始めて知りましたとさ。
それとフェルディナンド・カルリの"Variations de Beethoven arrangees pour Piano et Guitare"って曲の主題が
どう考えてもモーツァルトの魔笛のパパゲーノのアリア(Ein Manchen oder Weibchen〜ってやつ)です。
ググって推測する限り
モーツァルト→ベートーベンが編曲「魔笛の主題による変奏曲」→カルリってこと?
個人的にはソルの方の魔笛の主題による変奏曲より弾きたかったり。
実にピアノとギターの音量の差を乗り越えられたらぜひ誰かとやりたい曲ではあります。
かなり好きなアリアですし。
って気づいたらマニアックな話を怒涛のごとく続けてしまっていた・・・もう2時だし・・・
(追記)
マニアックに調べまくった結果
モーツァルトの歌劇《魔笛》<恋人か女房があればいいが>の主題によるチェロのための12の変奏曲(ト長調) Op.66
をカルリが編曲したものっていう感じがします。
ま、このブログを見てる人にとっては100パーセントどうでもいい話でしたがw